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弁護士の仕事の道具はアナログ・デジタル様々
弁護士も人ですので仕事で道具を使う方がより効率的に高度な仕事が出来ます。一方で、道具を上手く活用していない先生も大勢いる業界です。
弁護士の仕事の道具は、アナログ、デジタル、に分かれます。
活躍されている先生を見ていると、弁護士バッチ、名刺、六法、PC・スマホ、オンラインストレージ、ブログ、等を上手く活用されている方が多いようです。
弁護士バッジ
弁護士の象徴、金色ひまわりバッジですが、 テレビドラマ等でもよく見かけるため、 士業のバッジの中でダントツ知名度NO.1かと思います。
そして、日弁連の会則でも以下の様に定められています。
弁護士は、その職務を行う場合には、本会の制定した記章を帯用しなければならない。
引用元:日本弁護士連合会会則第29条第2項
ただ、弁護士バッジは背広につけるのが一般的であり、夏は暑いとか、動きにくいといった事で付けていない先生も多いようです。猛暑日に黒いスーツを着用して熱中症で倒れた方もいるそうです。
この様な理由でバッジを付けない事が常態化している弁護士もいるようですが、クライアントからすれば弁護士バッジを付けている先生から相談を受けた方が自然にありがたみを感じるように思います。
六法
六法には、憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法の6つ法律が記載されています。弁護士には必須アイテムの様です。
弁護士によっては常に携帯している先生も多いようです。
確かに、六法を真剣に見て関連する根拠法を示したり、法的な思考を巡らせている姿を見ると高額な報酬を払っても仕方がないと納得出来ます。
名刺
名刺は見込み客に対して売り込む際は必須アイテムです。最近は営業ツール的な名刺を使われている弁護士も多くなっています。
特に、弁護士と言っても「何に強い弁護士」かが分からないと、問合せが来ないのではないでしょうか。
売れる仕組み構築:名刺を営業ツールとして活用する
「売れる名刺」と「売れない名刺」の違い
PC、スマホ
PC、スマホをあまり使っていない先生に出会った事があります。やはり集客には相当苦戦をしていました。
例えば、Googleカレンダーでスケジュールを管理し、GmailをPCとスマホで同期させてクライアントからの問合せにクイックレスポンスをすることが有効です。
クイックレスポンスは信頼獲得に大きな効果があります。
オンラインストレージ
オンラインストレージは弁護士事務所にとっては、効率性向上とサービス品質を高めるものです。
オンラインストレージは、クラウドに情報を保存するものです。事務所にいても外出先でも共通の資料を確認したり編集したり出来ます。
また、社員間での情報共有も可能でセキュリティを確保した上で情報を1元化したり、ユーザー毎の権限を設定したりできます。
やはり、「事務所に戻ってから確認します」ではスピードが遅れるためクライアントの満足度が低下します。
ホームページやブログ
ホームページやブログを定期更新している先生は、そこから多くの問合せを受けています。
また、「弁護士ドットコム」のようなポータルサイトに登録し情報発信をすることで問合せを獲得する方法もあります。
それにしても自社のホームページやブログが無いと問合せには繋がらない可能性が高いです。
売れる仕組み構築:ホームページを定期更新し集客に活用
ホームページ更新方法を知り効果的な情報発信をする
弁護士は仕事道具の活用で仕事の獲得力が大きく上がる
弁護士が仕事の道具を上手く活用することで、具体的にどのような差が出るのでしょうか。
クイックレスポンスは士業の鉄則
まずは何といってもクイックレスポンスです。最近は時間の感覚が速くなってきています。
クライアントが急いでいたとして、
- 明日FAXで送ります
- 今直ぐファイルのURLをメールで送ります
この2つの対応では信頼獲得においては圧倒的な差が出ます。
当然これらは正確な情報でないといけません。これは道具を上手く活用しないと実現できないでしょう。
弁護士の品質は、見えない、分かり難い
士業はすべてそうですが、弁護士の法的サービスも、無形商品であり分かり難い商品です。つまり、
- どの先生にお願いすればよいか分からない
- 今お願いしている先生が適切なのか分からない
という状態です。
逆に、分かり易く、品質が見える、ようすれば顧客獲得力が飛躍的に向上します。