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非対面ビジネスとは
コロナウイルスの影響により、学習スクールやサロン等のようにお客様と直接接する来店型のサービスの提供が難しくなっています。
このような状況において、これまで対面で提供していたサービスをインターネットを活用した非対面で提供する取組みが増えてきています。
一方で、非対面ビジネスに取組んでみたものの思ったような成果が得られていない企業様も多いようです。
- 想定したより利用者が増えない
- 付加価値が上がらず販売単価が低くなる
- リピート顧客が増えない
非対面ビジネスのメリット・デメリットについて
非対面ビジネスはデメリットだけではなく、多くのメリットもあります。
デメリット | メリット |
---|---|
臨場感や教室等での一体感が無い | 時間を柔軟に設定できる |
表情等の微妙な反応がつかめない | 移動時間が不要で効率的 |
技法など細かなレッスンが難しい | 全国展開が可能 |
業務プロセス別の非対面ビジネス
対面ビジネスから非対面ビジネスへの転換を検討する際は、集客段階、サービス提供段階、アフターフォロー段階、といったプロセスに着目してみましょう。
サービス提供段階での工夫
サービス提供段階では、zoom等のオンライン会議システムを活用しサービス提供をしますが、カメラやマイクに拘り対面と近いレベルまでサービス品質を上げましょう。
レッスンが効果的に実施できるように、教材のスライドや動画を準備しておき、オンラインと組合わせてサービス品質を上げます。
また、zoom接続などがスムーズにいくようにマニュアルを作成し、顧客が接続準備を簡単にスムーズ実施できるようにしておきます。
集客段階での工夫
集客段階では、ネット広告、sns広告、メルマガ、チラシ、等、これまでとは違うアプローチ方法を検討します。
また、申込みへの導線や体験レッスン等を再度設計することでオンラインであってもスムーズに見込み客が流れてくるようにします。
フォロー段階での工夫
サービス業はリピート客を増やすことが重要です。非対面ビジネスにおいても同様です。その為、メルマガ、LINE、ニュースレター等を活用し、リピート化、利用頻度のUPを進めていきます。
顧客満足のギャップを埋めることが出来るか
対面ビジネスで提供していた、会場の雰囲気や仲間とのコミニケーション等をオンラインでそのまま再現するのは困難です。
サービスに新たな付加価値を加えることで、低下した顧客満足を押し上げることが重要です。
内閣府のWEBサイトで業種別ガイドラインが確認できます
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