弁護士になるには[弁護士になるにはどうすれば?方法とポイント]

弁護士は法律の専門家として法律相談、訴訟、代理、等、様々な分野で活躍し一般の個人だけではなく企業や組織に対して法律の専門家としての立場からサポートします。
また、弁護士資格を基に裁判官、検察官、政治家、等に進む方もいます。

弁護士になるには2つの道がある

弁護士になるには、「法科大学院」へ行くか「予備試験に合格」するかを選択することになります。これらのいづれかをクリアーすることで司法試験の受験資格がようやく獲得できるのです。
予備試験の合格率が3%程度であるため、自分の能力に自身ががある人は予備試験、コツコツ努力する人は法科大学院を選ぶようです。

弁護士になるには法科大学院、予備試験に合格、の2つの道がある

弁護士になる1つ目の道、法科大学院

弁護士になる1つ目の道は法科大学院に行く事です。法学部卒業性は2年間、それ以外の学部生は3年間の学習期間が必要です。
法科大学院は時間が掛かるため、それなりに覚悟を決めて進学する必要があります。

弁護士になる2つ目の道、予備試験の合格

社会人がキャリアアップのため弁護士を目指す場合等は 働きながら学習し、予備試験に合格する方が多いようです。
また、中卒、高卒の方が予備試験に合格し弁護士になるケースもあるようです。
短答式試験、論文試験、口述試験、があります。予備試験合格者のうちの8割近くが司法試験に合格している事から、司法試験の予行演習的な存在とえいえます。

弁護士になるには適切な学習方法が必要

弁護士の資格は国内で最難関の資格となるため、適切な学習方法をする必要があります。数カ月の勉強で合格した天才もいるようですが一般人が真似できるわけがありません。

弁護士になるには学習時間はどのくらい?

一般的な人が弁護士になるには5,000~8,000時間の学習時間が必要なようです。
ある会社員が、平日は4時間学習し、休日は8~10時間程度学習し、2年で予備試験に合格したというケースがあるようです。
やはり、覚える事が多いため理由や理論を理解し記憶を定着させていく必要があるため、ある程度の学習時間が必要になってしまいます。

予備試験にさえ合格すれば、そのままいけば司法試験に合格する可能性が非常に高いようです。

弁護士になるには効果的な学習方法が必要

弁護士になるための学習は法律や判例など、覚えなければいけない事が膨大です。短期間で暗記して合格できるものではありません。
その為、出来るだけライフスタイルの中に学習時間を組み入れていく方法が有効です。
その為、PC、タブレット、スマホ、等を活用しあらゆる環境下で直ぐに学習できる状況にしておくなどの工夫が重要です。

弁護士になるには予備校に行く必要があるか?

あると思います。独学ほど危険なものはありません。
長期戦になるため、メンタル面でも予備校のスケジュールに合わせて学習をしていく事をお勧めします。
有名な予備校はたくさんありますが、講師との相性なども選択の上で重要な要素になってきます。

弁護士になると仕事や年収はどうなる

弁護士になって心配なのが仕事の変化や年収についてだと思います。こればかりは、凄く成功している人も大勢、そうでない人も大勢、という感じです。
やはりどんな職業でも能力とお金はイコールではありません。

弁護士になって仕事が充実

サラリーマンから弁護士になった方からよく聞くのは、仕事の時間はサラリーマン時代よりも長くなるようです。但し、会社から指図されるような仕事ではないため体感仕事時間やストレスは減るようです。
これは働く上で、とても重要です。仕事の裁量が広がり、顧客から感謝されながら仕事が出来るわけだから最高なのでしょう。

弁護士になると年収が減少した後に増加する

年収はサラリーマン時代よりも当初は減少し、3~5年後には増えたという方が多いのではないかと思います。
但し、弁護士の場合は会費や事務所のレンタル費用など固定費も多いようです。
その為、弁護士収入の単価と件数をどの様に伸ばすかの計画と同時に変動費、固定費を試算しておき赤字期間の資金(事業費と生活費)を予め確保しておくことが重要です。
医者のように資格を取れば直ぐに稼げるというのは難しいようです。

弁護士になるには、収入のシュミレーションをしておくことが重要

弁護士になるには覚悟が必要

この様に資格獲得までの難しさ、資格獲得してからビジネスを伸ばすまでの難しさを考えると気が重くなりますが、困っている人を法律で助ける正義の仕事をして、最も尊敬される職業は弁護士です。強い気持ちを持ちやり切る覚悟が必要です。

参考記事

弁護士の最近の年収はどうなのでしょうか
弁護士の年収はいくら?[弁護士の年収は最近どうか]