インターネット広告の種類とポイント

公告の種類は様々なものがありますが、市場規模でみるとテレビ広告、インターネット広告、新聞、DM、の割合が大きい状況です。特にインターネットは急速に伸びていて広告といったらまず初めに検討すべき手段といえます。

インターネット広告の種類は、リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告、動画広告、アフィリエイト広告、ネイティブ広告といったものがあります。

インターネット広告もそれぞれ特徴があり、PRする商品やターゲット顧客の特性により適しているものが違います。主なインターネット広告を見ていきましょう。

主なインターネット広告の種類と特徴

種類特徴
リスティング広告GoogleやYahoo!での検索キーワードに連動してテキスト広告が表示されます。
・顕在ニーズの顧客にアプローチ
ディスプレイ広告ブログ等の広告枠に画像等で広告が表示されます。
・潜在ニーズの顧客にアプローチ
SNS広告フェイスブック広告、インスタ広告、ツイッター広告、等
・潜在ニーズの顧客にアプローチ
動画広告動画広告といえばユーチューブ広告
・商品特性によって効果が違う
アフィリエイト広告A8等のASPが広告を仲介します。
・比較検討されやすい商品に適しています。

これらのインターネット広告の特徴を見ていきましょう。

インターネット広告の種類と特徴

リスティング広告の特徴

リスティング広告はPPC広告とかクリック課金型広告ともよばれます。キーワド検索した人がクリックした際に費用が発生します。

GoogleとYahoo!の両方がありますがGoogleの方がユーザー数がかなり多いため、まずGoogleから実施するのが一般的です。

事前にGoogleキーワードプランナーでキーワードの検索ボリュームや競合性を調べてから広告を掛けます。

キーワードの設定、広告文の内容、LP(ランディングページ)の内容、により成果が決まります。

リスティング広告で注目すべき指標

リスティング広告で注目しておくべき指標は

  • 広告ランク:品質スコア×クリック単価で決まります
  • インプレッション数:検索結果に表示された回数です
  • クリック率:検索され広告がクリックされた率です
  • CPC:平均のクリック単価です
  • CPA:平均のコンバージョン単価です

といったものがあります。

ある企業では、クリックのほとんどが「指名ワード(自社名や商品名)」となっており既に自社の事を知っている顧客ばかりで、自社の事をまだ知らないけどニーズを持った顧客にアプローチ出来ていない事が判明し対策をしました。

参考記事

リスティング広告のキーワード設定の方法について
リスティング広告のマッチタイプについて

リスティング広告の効果測定をする

リスティング広告で重要なのが効果測定です。その為にはWEBサイトにコンバージョンタグを設置しておく必要があります。

コンバージョンタグは、WEBサイトの<head>~</head>内に設置します。または、Googleタグマネージャーを使用して設置する方法もあります。

購入や問合せ

  • 想定したより利用者が増えない
  • 付加価値が上がらず販売単価が低くなる
  • リピート顧客が増えない

ディスプレイ広告の特徴

リスティング広告は、「動画 作成」のようにキーワードを既に知っている顕在ニーズの顧客にアプローチします。

一方で、ディスプレイ広告は、キーワードを知らない潜在的ニーズの顧客にアプローチします。

ディスプレイ広告は、GDN(Googleディスプレイネットワーク)、YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)に画像で広告を配信します。

リスティング+リマーケティング(リターゲティング)

リスティング広告でLP(ランディングページ)に一度訪問した見込み客に対して出す「追従型広告」のことを、

リマーケティング(google)、リターゲティング(yahoo)といいます。

小規模からはじめるインターネット広告ではこの組み合わせが一般的です。

SNS広告の特徴

SNS広告は、Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告、等があります。

SNSはそれぞれ主に利用しているユーザー層(年齢、性別、等)が異なるため、商品にあった媒体を選びます。

Facebook広告

30代以上でビジネスに関心を持つ層が多く、Facebookユーザーは個人情報を正確に登録しているためターゲティングがし易いのが特徴です。

Instagram広告

10代~20代の若年層が多く、飲食、美容、アパレル、ジュエリーなどの写真が映える商品が適しています。

Twitter広告

ユーザー層は10代~40代で、幅広くTwitterはトレンド等をとらえれば拡散され易い特徴があります。

動画広告(YouTube広告)の特徴

動画広告といえばYouTube広告です。以下のような種類があります。

種類特徴
True viewインストリーム広告5秒間経つとスキップすることが可能なものと、スキップ負荷のものがあります。
True viewディスカバリー広告YouTubeのWEBページ内に画像で表示される広告です。
アウトストリーム広告モバイル媒体専用でYouTube以外のWEBサイトに広告を出すことが出来ます。
バンパー広告6秒間スキップ出来ない広告です。
認知を上げる際に有効
マストヘット広告YouTubeのトップページに表示される広告です。

動画の作成では、スキップされないためにインパクトが重要です。Googleが推奨するABCDフレームワークを基に作成します。

公告のかけ方は、YouTubに動画をアップしてっからGoogle広告から出稿します。

アフィリエイト広告の特徴

アフィリエイト広告は、ASP(Affiliate Service Provider)と呼ばれるアフィリエイト代理店が広告を仲介します。
ASPは100以上ありますが、A8.net、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト​、バリューコマース(Yahoo!)等が有名です。

アフィリエイト広告のメリット

アフィリエイト広告のメリットは、広告費の多くを成果報酬で支払える事です。ブログなどのメディア運営者に商品をPRしてもらえるため、商品によっては自社でPRするより説得力が増す場合があります。

アフィリエイト広告のデメリット

アフィリエイト広告のデメリットは、記事の内容をコントロールできない事です。普通の公告であれば「自社商品はこんな風に紹介したい」と全てコントロールできますが、アフィリエイトは、どのように紹介するかはブロガー等が自由に書きます。