事業再構築補助金の準備ポイント、申請書ポイント

事業再構築補助金の申請について

経済産業省の予算で1.1兆円の予算である事業再構築補助金ですが、とにかく制度がややこしいため、「申請までに準備ポイント、申請書のポイント」を説明します。

事業再構築補助金の概要

事業再構築補助金の事前チェックポイント

事業再構築補助金は、まず申請できるのか?どうすれば申請可能か?を確認する必要があります。
これらを「公募要領」「指針の手引き」を確認しながらクリアーしておく必要があります。
事業再構築補助金のWEBサイトhttps://jigyou-saikouchiku.jp/

  • GビズID(暫定プライムID)は取得できているか
  • 補助対象者に該当するか(中小企業者、中堅企業 等)
  • 売上減少の要件を満たすか
  • 事業再構築の類型に該当するか
  • 資金調達の目途が立っているか
  • 事業計画を共に策定する認定支援機関が決まっているか
  • 必要な投資や費用が補助対象経費に含まれるか
  • 他の補助金との併用(同一事業か否か)

申請書の書き方

申請書の書き方や、審査項目、加点項目は公募要領に記載されています。これらを見ながら申請書を作成します。
また、「電子申請入力項目」のファイルで申請書作成の下準備をします。

申請書の全体ポイント

申請書作成の全体ポイントは以下の通りです。

  • 15ページ以内で作成しPDF化、電子申請で添付する
  • 4つの項目(補助事業の具体的取組内容、将来の展望、本事業で取得する主な資産、収益計画)で記載
  • 公募要領の作成方法や審査項目をよく確認する
  • 図表や写真を申請書に入れ分かり易くする
  • 見出しを付けて文書を分かり易くする
  • 専門用語は注釈を入れて説明する

事業再構築補助金の制度はややこしい

申請書への記載内容、基本ポイント

補助事業の具体的取組内容

まずは、事業再構築の要件に適合することを丁寧に説明します。

補助事業の具体的取組内容

次に既存事業の内容、事業再構築の必要性、事業再構築の具体的内容を記載していきます。

現在の事業の状況、事業再構築の必要性、事業再構築の具体的内容

次に事業実施期間内のスケジュール、差別化・競争力強化について記載していきます。

事業実施期間内のスケジュール、差別化・競争力強化

2将来の展望

次に想定するユーザーについて、マーケット及び市場規模について、成果の優位性・収益性について、課題やリスクとその解決方法について、事業化見込みについて、について記載していきます。

想定するユーザーについて、マーケット及び市場規模について、成果の優位性・収益性について、課題やリスクとその解決方法について、事業化見込み

3本事業で取得する主な資産

次に本事業で取得する主な資産、について記載していきます。

本事業で取得する主な資産

4収益計画

次に、本事業の実施体制、スケジュール、資金調達計画等、収益計画(表)の算出根拠、について記載していきます。

本事業の実施体制、スケジュール、資金調達計画等、収益計画(表)の算出根拠