平成31年「生産性特別補助金」の活用ポイント

公的制度活用

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予算規模について

平成30年度補正予算では、「ものづくり補助金」、「小規模事業者持続化補助金」、「IT導入補助金」が統合されて、「生産性特別補助金」となっています。
これらを合計し1,000億円となっています。
更に、平成31年本予算「ものづくり補助金」100億円を加えて考えれば1,100億円となります。

昨年度は、ものづくり補助金1,000億円、IT導入補助金500億円、小規模持続化補助金120億円、という予算がついていました。
その為、平成31年度実施される予定の予算規模としては減少していると思われます。
また、事業承継補助金50億円は昨年と同額となっています。

採択率について

採択率は概ね以下の通りになっています。それぞれの補助金の概要は中小企業庁のWEB等でご確認下さい。

<平成31年の概要 中小企業庁WEB>
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/index.html

補助金種類 H30年度の採択率
ものづくり補助金 採択率:1次55.1% 2次38.9%
IT導入補助金 採択率:?おそらく90%程度
※H30年は1~3次の3回ありました。
小規模事業者持続化補助金 採択率:68.9%
※H30年は公募が1回のみでした
事業承継補助金 後継者支援型 70~80%
事業再編・統合支援型 50~60%

ちなみに過去からの「ものづくり補助金」の採択状況は以下の通りでした。

補助金活用、申請ポイントについて

それぞれ補助金の種類によって申請ポイントは異なります。「新規性」「実現性」「収益性」「必要性」「経営基盤」等。
共通して言えるのは、国の補助金なので当然なのですが「毎年度の方針というものがある」という事です。

「最低賃金アップ」「設備投資の制度活用」「IT活用」「海外展開」等こういうのが加点ポイントとして設定されています。

例えば、昨年は「先端設備等導入計画」の取得により加点されたか否かでものづくり補助金の採択結果が大きく変わってきました。
この様な国の方針を敏感にキャッチアップする事が、上手く採択されるための共通ポイントといえます。

審査員に分かって貰えなければ意味が無い

この様な補助金は、外部審査員による審査があるため、内容が伝わらなくては意味がありません。

というより、実際の計画内容は良いかもしれないけど、審査員に計画の良さを理解してもらえなくて「不採択」というケースが圧倒的に多いかと思います。

そこで、申請書に図を入れられる場合は活用すべきです。例えば、工程の流れなどを比較し、問題点や改善効果を示す方法等があります。

西川 智哉

1978 年生まれ、大学卒業後化学品製造会社、専門商社で勤務。営業、開発、総務、企画の業務を経験。経営コンサルタントとして、年間400超の案件及び経営相談を...

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