補助対象経費は補助金活用の重要ポイント

補助金申請をする際に補助対象経費というものがあります。種類によっては助成対象経費という場合もあります。

そもそも補助対象経費とは何でしょうか?これは補助金の対象として認められる経費です。

補助対象経費とは

補助対象経費でよくある疑問点

補助対象経費として含まれるか否かでよくある質問は以下のようなものです。

  • 社内の人件費が認められか
  • PC等の汎用的な機器が認められるか
  • 事務所の賃料が認められるか
  • ソフトウェアの開発は対象になるか

人件費や事務所の賃料が認められると会社経営が、かなり楽になります。また、PCなどが買えると確実に経費節減になります。

ただ、これらが認められるものと、認められないものがあるのです。

疑問点は補助金事務局に電話で確認する

補助金は補助金事務局があり、問合せ先の電話番号が公開されています。公募要領をみても判断がつかない場合はしつこく電話して確認しましょう。

後から「補助対象経費でなかった」「せっかく頑張って申請書を作成したのに残念」というケースが多々あります。

場合によっては、申請書の中に詳しく記載しておけばOKという場合もあるようです。この様な細かなルールは補助金事務局でないと分かりません。

「〇〇補助金」といった、補助金のタイトルだけで判断するのではなく、補助金申請書を作成する前に実施しようと(購入しようと)していることが補助金の対象になるか否かをしっかり確認してから取組むようにしましょう。

補助金事務局に電話をするタイミングや応対する人によって回答が変わることもたまにあります。納得いくまで確認しましょう。

主な補助金について

補助金は様々なものが出ています。主のものが良く活用されます。

種類内容
(国)ものづくり補助金開発系の補助金
(国)小規模事業者持続化補助金販路開拓時の補助金
(国)IT導入補助金ITツールを導入する際の補助金
(東京)創業助成金創業前、創業後5年以内に活用できる助成金

給付金と補助金は違う

よく持続化給付金と持続化補助金を間違える方がいますが、給付金と補助金は全く異なります。給付金は要件さえ満たせばもらえますが、補助金は申請書を提出して採択されなければ貰えません。しかも使った費用の3/4とかが後払いで支払われます。
つまり、守りの給付金、攻めの補助金、というイメージになっています。