医療クリニックが収益向上で小冊子を活用5つのポイント

医療クリニックの収益UPで必要な公告とは

医療クリニックが収益を上げていくための成功要因は、「客単価UP」「客数UP」になります。そしてこれを実現していくための手法は、「新患数の増加」、「自由診療件数の増加」になります。これらを増やしていくための広告が必要になります。

院外広告と院内広告

医療クリニックの公告には「院外広告」と、「院内広告」があります。一般的には「院外広告」で新患を獲得し、「院内広告」で自由診療等をPRし客単価を高めます。

一般的に活用されている広告について

そして、一般的には以下のような広告が活用されています。ふつうは広告費にある程度比例して効果が出ます。

区分内容
院内公告院内ポスター 院内デジタルサイネージ パンフレット
院外公告WEBサイト 看板 タウンページ 折込みちらし ポスティング メルマガ LINE@

需要が見込まれるエリアではライバルが多い

一方で、ある程度の需要が見込まれるエリアではライバルが多く競争が厳しくなる傾向があります。
その為、収益向上を実現するためにはライバルのクリニックとの競争戦略を実行していく必要があるのです。

患者の心理を理解する

競争エリアでは「セールス情報が豊富」であるため、患者(患者予備軍)の心理は「迷っている」状況です。誰でも基本的には「お得に」「最も良いサービス」を受けたいと思っています。そして、エスカレートすると多少「警戒心」を持つこともあります。
そして、この「迷い」や「警戒心」を解消する広告方法が有効に機能します。

医療クリニックが競争に勝つため小冊子を活用する

競争が厳しい都心エリアなどでは、「人に紹介されてとりあえず診察に行ってみたけど営業色が強く嫌になり帰ってきた。」「WEBサイトを見てもどのクリニックも同じ感じ」等という話をよく聞きます。
競争が厳しい状況において更に売込色の強い広告は逆効果になることもあります。つまり、患者サイドではある種の「警戒感」が広がっているといえます。
その為、小冊子の様に、「売り込まないブランディング営業」を実施することが重要です。
集客競争に勝つには、クリニックという特性上、「信用」「安心」「高度な専門性」を適切に訴求していく必要があるのです。

制作した小冊子は、以下の様に配布して活用します。セールス色が弱いお役立ち情報なので嫌がられる事はまずありません。

媒体名称・概要
小冊子 (紙媒体) 院内の目に留まりやすい場所に設置する 診察患者に配布する
E-BOOK (電子媒体PDF) WEBサイトでダウンロード可能な状態にする

小冊子を活用5つのポイント

そして、「新患を増やし」、「自由診療等を増加」させる小冊子の5つのポイントは以下の通りです。

患者とのギャップを穴埋めする情報を提供

症状に関する詳細な説明、日常生活で気を付けるべきお役立ち情報、改善事例、顧客の声、先生やスタッフの紹介、FAQ等、施術サービス以外の役に立つ情報を掲載します。そうすることで、クリニックと患者とのギャップを穴埋めすることが出来ます。

顧客の声が最大のPRとなる

医療クリニックの小冊子では、実績として「患者様の声」等を掲載できるとPR効果が高まります。

デザインは「安心」「信頼」「高度専門性」

院長・先生・スタッフ・院内の写真を効果的に活用し、「安心」「信頼」「高度専門性」を訴求していきます。

ロジカルに解説する

分かり易く解説したうえで、出来るだけ数値や根拠などを示し解説するようにします。その際はグラフや図などを活用し、特定分野での専門性を訴求します。

表紙、タイトル、リード文、目次、見出し(大小)は徹底的にこだわる

ターゲット顧客は、表紙→タイトル→リード文→目次→見出し(大小)→本文、の順で読み進めていきます。良い事が記載されていても読んでもらわなければ意味がありません。