「売れる名刺」と「売れない名刺」の違い

営業ツール

ある業界向けサービスを提供する、経営者T氏は名刺をリニューアルしただけでこれまでの月売上が2倍に増加しました。
この方は、これまで印刷業者に依頼し名刺を作っていました。複数のデザインを提示されて気に入ったものを微修正するという一般的な方法での作成です。
そして、新たに名刺交換をした人から問合せが来るということはこれまで全くない状態でした。

名刺のパワー

これだけインターネットが普及している世の中なので、「名刺なんてどうでもいいや」と思われる方がいるかもしれません。確かにそのような考え方も正解です。但し、この様なデジタル社会だからこそ、アナログの名刺に力を入れると効果が出る場合もあるのです。

相手に必ず受け取ってもらえるという利点

DMやチラシは見込客に受取ってもらうまでに様々な工夫をする必要があります。またインターネットなども検索とかで見てもらうためにはSEOやネット広告といった様々な工夫と費用が掛かるはずです。
一方で名刺については名刺交換をして「受け取れません」という相手は殆どいません。少なくとも受取ってはもらえるのです。
なので、貴方がターゲット顧客に直接会えるという状況にあるのであれば、名刺を良くすることが新規顧客獲得に効果的なのです。

ダメな名刺の代表作

ダメな名刺は、「やる気がない名刺」、「自慢名刺」、「ゴチャゴチャ名刺」、「保管が面倒くさい名刺」、があります。
ビジネス交流会などで名刺交換すると、左から順番に多い気がします。他人の名刺を客観的に見てみて下さい。新しく取引をしたいと感じる名刺と、そうでない名刺があるはずです。
また名刺は、交換 → 保管(又はデータ化) → 思い出す → 連絡、というプロセスで使用されますのでこれらのプロセスを踏まえて標準サイズや標準タイプを選択した方が無難です。

売れる名刺の作成ポイント

名刺の英訳すると「name card」とか「business card」と訳します。
ここで、名刺を「氏名等を書いた情報カード」と捉えるか、「仕事を受注するための営業カード」と捉えるかで大きく内容が異なってきます。もちろん、皆さんは後者の方を作成したいですよね?

名刺作成で必要なこと

公的書類を作成する際に、「絶対的記載事項」「相対的記載事項」「任意的記載事項」という難しい言葉を使用しますが、名刺作成時においても同様の事が言えます。

①「絶対的、、、」→記載しなければダメな事
②「相対的、、、」→記載すれば効果がある事
③「任意的、、、」→記載してもしなくてもどちらでもよい事

売上を伸ばす名刺を作成する場合は、①、②のみを記載し③は記載しないことが重要です。
①のみでは、「やる気が無い名刺」になります。③を記載しすぎると「ゴチャゴチャ名刺」になります。

名刺への記載内容のポイント

国内向けのビジネスであれば、下記イメージ図の通りのデザインで問題ないでしょう。
サイズは、一般的なサイズである タテ55mm 横91mm にしましょう。

*両面カラーで作成する。
*写真は必ず入れる。
*表面は、商品や得意分野のキャッチフレーズを入れる。
*ロゴはお金を掛けて作る
*裏面には趣味等を入れる

はい、以上です。
名刺は相手毎に複数のタイプを作成しておき、使い分ける事も有効です。

名刺から他の媒体への誘導

名刺を見た見込客が、WEBサイトやSNSへアクセスするための導線設計もとても有効です。例えば、「詳しくは〇〇〇で検索」とか、です。
当然ですが名刺だけでは説明しきれない詳細情報は別媒体へ誘導することが必要となります。名刺作成で重要なのは細かな情報を載せすぎないことです。
重要なことは、名刺を受取った相手に、「商品に対する興味」「貴方に対する興味」を持ってもらう事なのです。

以下の記事も参考にしてみて下さい「売れる名刺作成で注意すべき5つの鉄則」
https://bti.tokyo/b-29

西川 智哉

1978 年生まれ、大学卒業後化学品製造会社、専門商社で勤務。営業、開発、総務、企画の業務を経験。経営コンサルタントとして、年間400超の案件及び経営相談を...

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